うしく混声合唱団

|||活動予定|||


*直近の演奏会

ムジカフェスタ・ディ・つくば
日時 : 2024年5月12日(日)
会場 : 牛久市中央生涯学習センター・文化ホール

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*通常の練習

毎週日曜日 : 9:30〜12:00
練習場 : 牛久市中央生涯学習センター音楽室 又は エスカードスタジオ

2024年度上期の練習日程は別紙 練習予定表のとおりです。なお都合により練習日時・練習場が変更となる場合があります。


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< 練 習 風 景 >

某月某日 9時半 レッスン開始。 発声練習のあと1曲目のパート練習に入る。

ソプラノは「早朝割引」で音がぶら下がっているらしい。「音、合っているけど、合っていない」と先生。ピアノをたたいて正しい音を聴かせる。微妙な違いが判る。

ふるいたって歌えば「歌姫がいる。声をふるわせないで!流派のちがう歌い方は駄目です」と叱声がとぶ。

音はそろっているがリズムにのれないバス。こちらには「面白くない」「お経のようだ」と、拍の強弱に注文がつく。

半田先生の音感の鋭さ、練習中のユーモアと毒舌は周知のとおりである。音を聴き合い、常に明るい発声を心がけるよう指導されるが、なかなかそれに応えられない。

音色の暗いアルトには 「だまされたと思って笑って歌ってごらん!」と髭面の笑顔をつくってみせられる。おのずと鼻腔がひろがり、共鳴がよくなるようだ。

高音のソプラノ・テナーには「顎をひいて!鼻にひびかせて!鼻はどこにある?」・・・

・・・半田先生がその都度音の良し悪しをそっくり真似てしめされる声帯模写。この先生ほど鮮やかに響きの違いを実演してみせる指導者はいないかもしれない。

かくて2時間半のレッスンはあっという間に過ぎる。残るはちょっとした疲労感と達成感だ。


(上掲画像はプログラムの表紙。版画は当団の西村明芳作「シェルター」より)